ロベルト2

「わかりましたよ、ママさん」
「じゃあ、よろしく頼むわね。翼も、ロベルトの言うことを聞くのよ」
「はーい!いってらっしゃい」
実家の両親が体調を崩したらしく、ママさんは翼を俺に預けて、実家に帰った。
翼は学校があるから、だそうだ。
翼はママさんの言葉に元気よく頷いて、調子がいいわね、とこづかれていた。

「ロベルトと二人なんて、ワクワクするね」
俺を見上げる翼の笑顔に、俺の方がワクワクした。
思いもかけず見出した宝石のような翼の才能だけではなく、その愛らしさに俺はいつしか惹きつけられていた。

「ロベルト、一緒にお風呂入ろうよ」
「ああ、いいとも」
にこにこ笑う翼の願いに抗える訳がない。
翼と一緒に風呂に入るのは久しぶりで、前より少し背が伸びた、と翼は自慢するが、
とてもそうは思えない。まだ柔らかい手足に、つるつるの背中を流してやった。
石鹸をつけたタオルで、わき腹に手を伸ばすと、翼はびくっと震えた。
「っくう、ロベルト、くすぐったいよお」
高い声で笑う翼が可愛くて、何度もそこをなぞってやった。
「やっやだよ~、ロベルト、くすぐったいってば」
くすぐったがる翼がふくれるまで、そう時間はかからなかった。

「今晩ロベルトの部屋で寝てもいい?昔の話聞かせてよ!」
「ああ、おいで」
翼はパジャマ姿でベッドに入って来た。
俺を尊敬してやまない翼のまっすぐな眼差しが、横に身をすり寄せる幼さが可愛くて仕方がない。
サッカーの話を始めると、翼の目は輝いた。

しばらく話している内に、翼はいつの間にか寝息を立て始めていた。
自分の胸にもたれかかる、子供らしい体温に、翼を意識せざるを得ない。
まるい頬が少し熱を帯びて、近さを感じる。
「翼、翼」
揺すったくらいで、翼の眠りを妨げられるわけはなかった。
仕方なく、ぐっすり眠る翼を起こすのを断念して、自分のベッドに寝かせ直した。
「もう、食べられないよ…」
翼が動いたはずみに、パジャマの裾がめくれ上がって、子供らしい腹がのぞいた。
「翼、翼」
もう一回揺すったのは、翼を起こすためではなく、翼が寝込んだのを確かめるためだった。

一緒に風呂に入った時から、翼の裸が目にちらつくようだった。
裸を隠そうともしない翼の無邪気さで、小さいチンポが揺れる。
しっかり肉の付き始めた太腿やそこだけ日焼けしていない白い尻を大人の目で見られてるとも知らず、翼は俺に笑いかけていた。
俺はパジャマのボタンを外し始めた。何も知らない翼のパジャマを開き、ズボンをずらすまで、数分とかからなかった。
「翼」
自分の鼻息の音すら耳に障る程、息をひそめ、俺は翼に触れた。
まだ幼く、甘酸っぱい汗を嗅いでいるうちに、興奮が収まらなくなってくる。
翼の脇に顔を埋めるように、舌で汗を舐めた。
「う…んん」
普段からのくすぐったがりにはてきめんだったらしく、翼は身をよじった。
くすぐったがる翼は可愛いが、まだ可愛がってやりたい。
敏感な耳や首筋を慎重に舐めると、くすぐったそうにしていた翼の表情がやわらぐ。
「気持ちいいか、翼」
俺の問いに答えるように、翼の唇がうっすらと開いた。柔らかそうなピンクの唇が息をする度に、何かを求めるように開閉する。
そのまま翼の唇を奪う。柔らかい唇は翼の味がした。
「可愛いなあ、翼」
思わずひとりごちた。

すべすべの太ももを撫で上げると、翼はうっとりしたような吐息を漏らした。
この太ももが、俺の夢を紡ぐのかと思うと、愛しくて頬をすり寄せた。
「いた…い…」
ヒゲが当たって痛かったのか、翼は小さな抗議の声を上げた。
俺は慌てて太腿を更に撫でた。そして、徐々に手は内腿に伸びた。
むちむちした感触は素晴らしく、俺は翼の尻も触りたくなった。
これ以上、翼を動かしてしまったら、翼を目覚めさせてしまう。
翼の信頼を失いたくはなかった。
俺は、翼を横にさせて、白いブリーフの上から、翼の尻を触った。
適度な張りのある裏腿や尻の触り心地に、俺は手を太腿の間に差し入れていく。
太腿の付け根に及ぶと、柔らかい感触が手に当たる。
「うう…ん」
翼が小さく呻いた。幼根の刺激に声が出てしまったのだろう。
その声は細くて、今まで聞いたことがないくらいに、可愛かった。

もう、我慢できなかった。
俺は翼のパジャマのズボンごとブリーフを下ろした。
翼の尻は丸くて、白くて、ぷりぷりで、食べてしまいたいくらいだった。
「翼ぁ、翼!」
俺は臨界点に達していた自分のを翼の太腿に押し当てた。
入れるのは無理でも、素股なら大丈夫だろう。
何より翼自身といえる太腿でこすることを考えるだけで、すぐにでも出てしまいそうだった。
俺は必死で耐えながら、翼を後ろから抱きかかえ、座った姿勢のまま、足の間に押し入った。
俺のを迎えるように、翼の袋が微かに当たるのも気持ちよくてならなかった。
「はあ、はあ、翼」
目の前にある翼の髪の匂いが、俺を駆り立てていく。
翼の足の圧迫感に、俺の我慢は数秒で終わった。
勢いよく飛び出した精液は、挟んでいた翼の太腿だけでなく、辺りを汚した。

「ん…あれっ?」
さすがに、そこで翼は目を覚ました。寝ぼけ眼で周囲を見渡し、
下半身むき出しのまま、股間に俺のを挟まされているのに気づいた。
「ロベルト、何してるの?」
「気持ちいいことだぞ、翼」
体格が子供っぽいだけでなく、サッカーにしか興味のない翼は、無垢そのものだった。
性的な関心も知識も持ち合わせない翼は、悪いことをされているとは思わなかったのだろう、純粋に尋ねてきた。

俺は短く返答すると、指先で翼のドリチンを摘んだ。
敏感な先が痛くないように、軽くよじってやると、翼は思わず腰を動かした。
「なんて敏感なんだ、翼」
いちいち反応を示す翼を見ると、このままでは済ませそうになかった。

もっと、色々な反応を見たい。快感に酔い、痛みに泣く、知らない翼を見たくなってしまった。
俺は、翼を膝から下ろすと、そのままベッドに座る翼の股間に顔を埋めた。
食ってしまいたいほど、可愛くて仕方のない部分を舐められ、
「恥ずかしいよお、ロベルト、やめて」
言いながらも、翼は口からよだれをだらだら垂れ流していた。
自慰も知らない未熟な子供には強すぎる刺激に、体の方が先に反応してしまうのだろう、肌は熱を帯びて、ピンクに染まる。
「あっんんっ、そんなところ、なめちゃらめえ」
ごく小さくて、皮にうずもれたチンポやふにゅふにゅした玉袋をもまれ、しゃぶられて、
翼の足がぴくぴくする。特に敏感な奥を舌でなぞるたび、翼はびくりと震えた。
「何でだめなんだ?こおんなに可愛いのに」
指で挟まれ、ぷるぷる震えるチンポに、翼は首を振っていやいやをする。
「だって、おしっこが出ちゃうう」
精通もまだなのか、むずむずする感覚は初めてらしい。そのむずむずのやり場もなく、翼は恥ずかしそうに振舞う。
「可愛い翼に汚いところなんかないぞ」
バージンピンクのアナルを舐めると、翼はさらに困惑の表情を浮かべた。
「風呂で、ちゃんと洗ったろう?」
俺の言葉に、翼は一気に赤面する。

今夜の風呂で背中を洗ってやった後に、翼を立たせた。風呂の縁に手をかけて、
前傾するように言って、向けられた尻肉を割り開いた。
見るからにおいしそうな尻の中に、慎ましく開く翼の花があった。
「やだっ、ロベルト、恥ずかしいよ」
「翼、肛門は敏感だから、しっかり洗わないといけないぞ」
指先でくじりながら、その辺りを念入りに洗った。

本当は、あの時にすぐにでも犯してしまいたかった。
だが、翼の信頼を裏切る訳にはいかない。
だから、ギリギリのラインで楽しむようにしてきた。
「あふうっんっ」
少しずつ力の抜けてきた翼のアナルに、舌を入れ始めると、翼は甘い声を上げ始めた。
排泄感を心地よく感じる翼を心強く思いながら、ローションをたっぷりとまぶしてやった。
「さあ、入れるぞ」
快感に我を忘れている翼の尻に、ゆっくりと先端を押し付けた。
押し広げながらめりこませていくと、ぬるぬるした感触の割には、きつい。
最初は不思議そうにしていた翼も、少しずつ顔をこわばらせ、途中からは痛みに顔を引きつらせた。
「うあああっ」
翼の唇からは、悲鳴があがる。
しっかりほぐし、たっぷりローションを使ったとはいえ、俺の巨根は翼には大きすぎたようだ。
入れている俺ですら痛みを感じるほどなのだから、未熟な体で受け入れさせられる翼の痛みは計り知れない。
翼は泣き喚き始め、持ち上げるままにしていた足をばたつかせた。
「いぎいいっ」
動いたために、痛みが増したのだろう。声にならない声で、翼はもがく。
無意識に侵入を拒み、力の入った足指が反り返る。
少々の怪我くらいでは泣くことのなかった翼が、泣いている。
信じていたのに、とその目が言う。目に浮かべた涙が、俺の欲望を非難する。
「ロベルト、やめてええ」
だが、翼が可愛い顔をくちゃくちゃにして泣いても、もう止められはしなかった。
それどころか、翼が泣けば泣くほど、可愛くて仕方がなくなっていた。
どうしても、翼を俺のものにしたかった。
「ほら、どんどん入っていくぞ」
「いや、ああっっ、いたっいたああっ」
翼の体が痛みから逃れようとするが、許しはしない。がっしりと押さえつけ、
俺は二つ折れにした翼にどんどん自分を食い込ませていった。
この痛みも、俺とお前がひとつになっているということだ、翼。
「いあああっ、うがあああっ」
およそ色気のない声で、恐怖に目を見開いて、翼は泣き叫んでいる。
小柄な体の小さな穴は、巨大なものを飲み込まされて、いっぱいに広がっていた。
それでも飲みきれずに、切れて血のにじんだ分、ぬるぬると滑りのよくなった穴はどこまでも快楽をもたらす。
「気持ちいいぞ、翼」
「うああっ、ああっ」
翼は俺の言葉など聞く余裕もない様子で、俺に犯されるまま、ゆすぶられていた。
それでも、身も心も翼とつながった俺の喜びは揺るぎもしない。
「あううっ、はあっ、ああっ」
俺が突き上げるたびに、翼は高らかに謳った。
「ひぐっ、ひくっ」
翼がしゃくりあげるたびに、翼の秘門は俺を締め付ける。
翼の腹は、俺のものでぼこぼこと膨れ上がっている。俺の精液と汗で、翼の体はすっかり汚れていた。
開いてしまった尻の穴から、俺の注いだ精液がおさまりきらずに、だらしなく流れ出ている。
いつもの輝きの欠片もない翼は、その惨めさすら狂おしいほど愛しい。
「ひど、ひどい、よ、ロベル、トォ」
起き上がる気力もないまま、翼はそう泣きじゃくっているが、俺のブラジルじこみのテクニックで、途中からは感じていたに違いない。
幼いチンポからは満足のしるしを滴らせている。
「もっとやろう、な、翼」
瞳からはいつもの強い光を失い、力の抜け切った空ろなまなざしで、返事すら覚束ない翼の頭を撫でて、俺はさらに翼を犯し始めた。

この分では、明日の練習は無理だな、と他人事のように思った。

 (END)

 

 

INDEX  HOME