【全日本編】7
 
 
 

7  

次の日も翼への凌辱は続いた。ただ一つ違っていたことは、翼が泣くようになったことだった。炭酸浣腸をされ、泣いて哀願して以来、今まで辛抱していた涙が零れるようになった。

そして、それは翼を更に苦しめることになった。
「もう許してよおっ」
翼が泣き叫ぶのが楽しい、とばかりに更にひどい扱いがなされるようになった。
「ほら、出せ」
「イクまでこすってやるぜ」
「皮でこすれって」
翼はチームメイトに取り囲まれて、ユニフォーム姿のまま自慰をさせられていた。パンツをずらし、露出させたちんこを皮かむりと罵られながら、マスターベーションを強要される。尻からはコードが延びており、電動式の何かが仕込まれているのは明らかだった。
翼は既に五発出さされていた。人よりも量が多く、濃い精液を連続して放ち、目に見えて消耗している。それを、乳首をこすったり、アナルバイブを入れたりして、搾り出していたのだった。
「近所の牛だってそんなに出さないぞ」
からかう松山を睨む元気さえ、翼には残っていない。義務的に動かしている手を除いては、虚ろな目も表情も変えることはない。
「ぐはあっ」
精も根も尽きた様子だった翼が叫ぶ。ぐったりしているところを、後ろから無理矢理突き入れられ、息もできない。
「は…ああああ」
「協力してやってんだから、感謝しろ」
翼を背後から犯しているのは森崎だった。弱い所を知り尽くしたようなピストンに、翼は悲鳴を上げる。
「ぐあああ」
「良い反応だな、翼。お前のそういう顔が見たかったんだ」
「うあっ」
身をよじる翼のちんこを握り、森崎はしごき上げる。
「本当は悦んでるんだろ」
「ち、ちがううう」
翼の抵抗を嘲笑うように、しごかれる度に翼のちんこは硬さを増し、しなっていく。
「ほら、出せよ」
中から攻められ、外から揺すられる刺激に、長く抵抗は出来なかった。突き上げられる度に、ちんこは震え、先端を濡らした。
「あ、ああっ」
翼の意志に反して、精液が漏れる。無理に搾り出された分、量は少なかったが、それを今までと同じく大皿に受けて、三杉はそれを皿ごと翼に突き出す。
「翼くん、疲れただろう。思う存分味わってくれ」
翼は嫌がって顔を背けようとするが、三人がかりで押さえ付けられる。自分の出した臭気を放つザーメンを飲まされる屈辱に、嘔吐感がこみあげる。
「仕方ない奴だな」
鼻をおさえ、口をこじ開けて、流し込まれる大量の精液に、翼は顔をしかめた。
「うえええっ」
涙が濃い精液だまりに落ちる。絡み付き喉を焼く苦さに翼はむせるが、かえってその顔を皿に押し付けられる。平皿に顔を浸けられ、翼は泣きながら皿の中身を飲み干す。
「ゲホッゴホッ」
うつ伏せのまま、咳込む翼だったが、「仕事」が終わった訳ではなかった。

翼は上半身はユニフォームのまま、ロッカー室のドアに縛りつけられた。オーバーヘッドをする時のように、片足を高く上げたまま固定されている。違うのは逆立ちかそうでないかだけだった。
「ィヒイイ」
その屈辱的な体勢のまま、翼は日向に貫かれていた。
「いいぜ、翼!もっと泣けよ」
腰をつき上げ、むやみに腰を動かす日向に、翼は耐え切れず声をあげる。
「ぬいてえええ、イタイイ!!」
蜘蛛の巣に捕まった虫のように、翼は手足をばたつかせて暴れる。
「翼ァ、お前も気持ちイイんだろ?!!」
予備のネットで絡めるように縛られていることも、翼には辛い。まるで、ゴールに磔けにされているかのように思えて、翼はもがく。
「そう言ってても締め付けて来てんぞ」
「あ…ううっ」
全国大会で、同時優勝になった時に、固い友情で結ばれたはずだった。サッカーと勝利に対する執念は強いが、それだけにある意味では誰よりも近い存在とまで翼は思っていたのだ。
「う…あっあっ」
引き攣る粘膜をこするように、ピストンは続く。翼の中に痛みを打ち込む日向は、もはや恐怖以外の何者でもなかった。
「いくぞ、翼ァ!」
大量に放たれた日向の精液は、翼の太ももをつたい、白く汚していく。どろっとした濃い液が流れる間に、翼の柔らかい頬を透明な涙が濡らした。
だが、日向が離れても翼が解放された訳ではない。好きなだけ犯せるよう、翼はこのまま吊られ、放置されるのだ。
既に、コーチの一部もこの性欲処理場を利用するようになっていた。日本では、全サッカー少年の憧れとなっている大空翼を思うがままに犯し、泣かせること
に、興奮は収まらない。
「いや・・・だああっ」
ネットに吊されたままの肉体は複数に貪られ、叫び声すらかき消された。

(7・完)

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