【全日本編】8
 

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翼はピンクのエプロンを着けさせられて、椅子に座る相手の股間に顔を埋めていた。他の同い年に比べて童顔の翼には、フリルのついたエプロンもさほど違和 感がない。
「もっとしっかり舐めるタイ」
頭を押さえつけられて、強引にくわえさせられる。次藤の巨大すぎるチンポに、顎がガクガクして、外れそうな翼だが、許されない。
「ほら、しっかり飲み干せ」
「もう…お腹がいっぱいで」
ひざまずいたまま、上がってくるゲップを堪える。
「うええっ」
喉まで上がってくる吐き気に耐えて、翼は舌を動かす。後ろに突き出さされた筋肉質の尻には、何かのコネクトが付けられ、白い尻尾が伸びている。時折切なそうに腰をくねらす動きは、ギャラリーを楽しませていた。
「犬、もっと舌使え」
翼の頭は押さえ付けられ、辛さで体をよじるたびに、尻尾は揺れた。
「こっちだけ見てたら、女の子みたいだな」
グラウンド上ではチームの中心の翼だが、グラウンドを一歩出れば、玩具扱いだった。顔や髪に精液をまき散らして汚され、青臭い臭いにまみれたまま、翼は奉仕を強いられていた。
「あの翼がこんなことしてるなんて知ったら、大騒ぎになるんじゃないか?」
三連覇を成し遂げた翼は、押しも押されぬ中学サッカーのスターである。その翼が、こんな恥ずかしい姿で奉仕していることに、翼に敗れた者や翼に無能扱いを受けた者の自尊心は満足を覚えていた。
「ほら、早くしないと、また入れるぞ」
「い、いやだ…」
巨根に連日痛められた翼は、肛門裂傷を起こしていた。歩くだけでピリッと痛む状態で、サッカーをするのは無理がある。手加減してくれるように頼んだ結果がこれであった。
「じゃあしっかり抜いてくれ」
頭ごと股間に押し付けられて、翼は完成された肉体からは想像できないような柔らかい舌を使う。疲れて、唾液も出にくい状態で、精液に焼けた喉もひりひり痛む。
「手でもまだいけるだろ」
空いた手にそれぞれちんこの重みがかかる。
「ぶばっ…」
咳込みながら、翼は奉仕を続けた。

辛い奉仕の甲斐あって、翼は次の試合のベンチに入れることになった。

(8・完)

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